2006年からファイナンシャルプランナーとして活動をしています。
家計の専門家と自己紹介をすることが多いのですが、世間一般には思ったより浸透していない( ;∀;)
FPって何をする人?保険の人?というのが大多数を占めるのではと思われます。
世間の認識と私の目指すFPのレベルの乖離、何が足りていないのか、FP仲間で話す機会がありました。
その中で感じたのは、FPと言ってもそれぞれ考え方や方向性が違うし、レベルも様々。
教育費も老後のお金も貯めなくていい(理由はありますが割愛)というFPもいれば
私のように老後の生活費から逆算して教育費・住宅費はバランスを取ろう、老後への
しわ寄せが一番困ると考えるFPもいる。
だから顧客が自分の考えにあったFPを選べばいいのだという結論に達した。
選ぶ基準や、個々のFPがどれくらいの力量があるのか、調べようがないけれど
私自身は自分のできること、情報発信が足りていないと痛切に感じたところです。
先日の住宅ローン相談で「こんな風にトータルで見てもらえると思っていなかった」と
言われたことも、今後どういう風に伝えていけば伝わるのだろうと考えるきっかけになりました。
具体的にどんなアドバイスをしたかというと例えば建築金額が3000万円
借り入れを2900万円から50万円単位で3000万円まで毎月の返済額と総返済額を
3年固定・10年固定・全期間固定の金利で計算し、ホワイトボードに書き出し説明
返済期間は長めに設定、ローン減税で浮いたお金+αを13年後に繰上返済したら何年分の期間短縮になるのか確認、65歳までに終わるように資金計画をします。
固定期間を決め、返済シミュレーションを出し、ローンを組んでも貯金ができるか確認。
ご夫婦でローンを組むということだったので、割合の考え方をお伝えしました。
金融機関で優遇金利や団信の保障内容など確かめていただくことをメモしてもらいましたが、今後は金融機関に同行しようと思います。
顧客からは「プロの方に第三者の視点で見守っていただけて本当に心強かった」と。
もっとたくさんの方に体感していただけるように情報発信していきます!